パラトルエンスルホン酸ピリジニウムとは? わかりやすく解説

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パラトルエンスルホン酸ピリジニウム

(ピリジニウムパラトルエンスルホナート から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/23 10:05 UTC 版)

p-トルエンスルホン酸ピリジニウム
識別情報
3D model (JSmol)
略称 PPTS
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.041.806
PubChem CID
CompTox Dashboard (EPA)
特性
化学式 C12H13NO3S
モル質量 251.3 g mol−1
外観 無色の固体
融点

120 °C [1]

酸解離定数 pKa 5.21[2]
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

p-トルエンスルホン酸ピリジニウム (pyridinium p-toluenesulfonate、ピリジニウムパラトルエンスルホナート) とは、ピリジンp-トルエンスルホン酸から成る塩のこと。PPTS と略称される。無色の結晶。CAS登録番号は [24057-28-1]。

宮下正昭らによって開発され、テトラヒドロピラニル基 (THP) の脱保護に有用であることが1977年に報告された[3]

用途

有機合成化学において、有機溶媒に溶ける弱酸として触媒の用途に用いられる。 例えば、シリル基テトラヒドロピラニル基脱保護の際、基質が酸に対して不安定でp-トルエンスルホン酸などが使用できない場合、PPTSが選択される。

脚注

  1. ^ TOKYO CHEMICAL INDUSTRY CO., LTD. “Pyridinium p-Toluenesulfonate”. 2012年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年9月16日閲覧。
  2. ^ David A. Evans (2005年11月4日). “Evans pKa Table” (PDF). 2016年3月2日閲覧。
  3. ^ Miyashita, M.; Yoshikoshi, A.; Grieco, P. A. (1977). “Pyridinium p-toluenesulfonate. A mild and efficient catalyst for the tetrahydropyranylation of alcohols”. J. Org. Chem. 42 (23): 3772–3774. doi:10.1021/jo00443a038. 




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