ピコプラチンとは? わかりやすく解説

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ピコプラチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 09:52 UTC 版)

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ピコプラチン
識別情報
CAS登録番号 181630-15-9 
PubChem 177358
ChemSpider 154428 
UNII B5TAN0L720 
特性
化学式 C6H10Cl2N2Pt
モル質量 376.15 g mol−1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ピコプラチン(Picoplatin)は、白金製剤の抗腫瘍薬で、ポニアード・ファーマシューティカル(かつてのNeoRx)が固形腫瘍の患者向けに臨床開発を行っている[1]

第I相と第II相の臨床試験では、肺がん卵巣がん大腸がん、ホルモン不応性前立腺がんなど、様々な種類の固形腫瘍への効果が示された[2]。しかし、第III相の臨床試験では、進行性小細胞肺がんの主要評価項目を満たせなかった[3]現在では、[いつ?]転移性大腸がんへの利用に希望が持たれている[4]

出典




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