ヒンドゥスターニー語とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ヒンドゥスターニー語の意味・解説 

ヒンドゥスターニー語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/22 10:18 UTC 版)

ヒンドゥスターニー語(ヒンドゥスターニーご)は、インド・アーリア語派に属する言語で、一般にはインド公用語ヒンディー語、およびパキスタンの公用語・ウルドゥー語として知られる複数中心地言語である。インド亜大陸北部に「ヒンディー・ベルト」と呼ばれる方言連続体を形成しているが、デリー方言(カリー・ボリー)が中心的な方言であり、標準ヒンディー語、標準ウルドゥー語はいずれもデリー方言を基礎としている。南アジア(特に北部)のリンガフランカであり、話者の多く住むフィジーでも公用語のひとつとなっている。また、北部インドからの移民の多かったトリニダード・トバゴガイアナスリナムにも話者が存在する。


注釈

  1. ^ ただしチャッティースガル州はチャッティースガリー語と、アンダマン・ニコバル諸島は英語との2公用語制となっている。

出典

  1. ^ a b 井筒 (1952) p.175
  2. ^ 井筒 (1952) p.180
  3. ^ 「ペルシア語が結んだ世界 もうひとつのユーラシア史」(北海道大学スラブ研究センター スラブ・ユーラシア叢書7)p206-207 森本一夫編著 北海道大学出版会 2009年6月25日第1刷
  4. ^ 井筒 (1952) pp.192-194
  5. ^ 「アラビア語の世界 歴史と現在」p490 ケース・フェルステーヘ著 長渡陽一訳 三省堂 2015年9月20日第1刷
  6. ^ Masica (1993) p.29
  7. ^ 井筒 (1952) pp.205-207
  8. ^ 「ペルシア語が結んだ世界 もうひとつのユーラシア史」(北海道大学スラブ研究センター スラブ・ユーラシア叢書7)p11 森本一夫編著 北海道大学出版会 2009年6月25日第1刷
  9. ^ 「アラビア語の世界 歴史と現在」p491 ケース・フェルステーヘ著 長渡陽一訳 三省堂 2015年9月20日第1刷
  10. ^ 「パキスタンを知るための60章」pp109 広瀬崇子・山根聡・小田尚也編著 明石書店 2003年7月22日初版第1刷
  11. ^ 「インド現代史1947-2007 上巻」p197-198 ラーマチャンドラ・グハ著 佐藤宏訳 明石書店 2012年1月20日初版第1冊
  12. ^ 「インド現代史1947-2007 上巻」p198 ラーマチャンドラ・グハ著 佐藤宏訳 明石書店 2012年1月20日初版第1冊
  13. ^ 「インド現代史1947-2007 上巻」p194-199 ラーマチャンドラ・グハ著 佐藤宏訳 明石書店 2012年1月20日初版第1冊
  14. ^ 「インド現代史1947-2007 上巻」p301 ラーマチャンドラ・グハ著 佐藤宏訳 明石書店 2012年1月20日初版第1冊
  15. ^ 「インド現代史1947-2007 下巻」p16-21 ラーマチャンドラ・グハ著 佐藤宏訳 明石書店 2012年1月20日初版第1刷
  16. ^ 「世界地誌シリーズ5 インド」p5 友澤和夫編 2013年10月10日初版第1刷 朝倉書店
  17. ^ 「パキスタンを知るための60章」pp109-110 広瀬崇子・山根聡・小田尚也編著 明石書店 2003年7月22日初版第1刷
  18. ^ 「パキスタンを知るための60章」pp204 広瀬崇子・山根聡・小田尚也編著 明石書店 2003年7月22日初版第1刷
  19. ^ 『世界歴史叢書 バングラデシュの歴史』p198 堀口松城 明石書店 2009年8月31日初版第1刷発行
  20. ^ 『世界歴史叢書 バングラデシュの歴史』p205 堀口松城 明石書店 2009年8月31日初版第1刷発行
  21. ^ https://www.afpbb.com/articles/-/3059931 「公用語を英語からウルドゥー語に、パキスタン最高裁が命令」AFPBB 2015年9月10日 2019年4月27日閲覧
  22. ^ 「インド現代史1947-2007 下巻」p460-461 ラーマチャンドラ・グハ著 佐藤宏訳 明石書店 2012年1月20日初版第1刷
  23. ^ a b 「インド現代史1947-2007 下巻」p468 ラーマチャンドラ・グハ著 佐藤宏訳 明石書店 2012年1月20日初版第1刷
  24. ^ a b 「世界地誌シリーズ5 インド」p17 友澤和夫編 2013年10月10日初版第1刷 朝倉書店
  25. ^ a b 「世界地誌シリーズ5 インド」p148 友澤和夫編 2013年10月10日初版第1刷 朝倉書店
  26. ^ 「インド現代史1947-2007 下巻」p224 ラーマチャンドラ・グハ著 佐藤宏訳 明石書店 2012年1月20日初版第1刷
  27. ^ Milosevic, Mira (2016年). “World Press Trends 2016” (PDF). WAN-IFRA. p. 58. 2019年4月25日閲覧。
  28. ^ 「世界地誌シリーズ5 インド」p75 友澤和夫編 2013年10月10日初版第1刷 朝倉書店
  29. ^ 「インド現代史1947-2007 下巻」p519 ラーマチャンドラ・グハ著 佐藤宏訳 明石書店 2012年1月20日初版第1刷
  30. ^ a b https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/geos/pk.html 「The World Factbook」CIA 2019年5月1日 2019年5月4日閲覧
  31. ^ 「パキスタンを知るための60章」pp234-235 広瀬崇子・山根聡・小田尚也編著 明石書店 2003年7月22日初版第1刷
  32. ^ 「パキスタンを知るための60章」pp114 広瀬崇子・山根聡・小田尚也編著 明石書店 2003年7月22日初版第1刷
  33. ^ 「パキスタンを知るための60章」pp133 広瀬崇子・山根聡・小田尚也編著 明石書店 2003年7月22日初版第1刷
  34. ^ 「パキスタンを知るための60章」pp135 広瀬崇子・山根聡・小田尚也編著 明石書店 2003年7月22日初版第1刷
  35. ^ 「パキスタンを知るための60章」pp167-168 広瀬崇子・山根聡・小田尚也編著 明石書店 2003年7月22日初版第1刷
  36. ^ 「パキスタンを知るための60章」pp234 広瀬崇子・山根聡・小田尚也編著 明石書店 2003年7月22日初版第1刷
  37. ^ 「パキスタンを知るための60章」pp37 広瀬崇子・山根聡・小田尚也編著 明石書店 2003年7月22日初版第1刷
  38. ^ 「南太平洋を知るための58章 メラネシア ポリネシア」p96 吉岡正徳・石森大知編著 明石書店 2010年9月25日初版第1刷
  39. ^ 「南太平洋を知るための58章 メラネシア ポリネシア」p97-98 吉岡正徳・石森大知編著 明石書店 2010年9月25日初版第1刷
  40. ^ a b 「データブック オブ・ザ・ワールド 2016年版 世界各国要覧と最新統計」p425、p443、p446 二宮書店 平成28年1月10日発行
  41. ^ 「世界地誌シリーズ5 インド」p19 友澤和夫編 2013年10月10日初版第1刷 朝倉書店




このページでは「ウィキペディア」からヒンドゥスターニー語を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からヒンドゥスターニー語を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からヒンドゥスターニー語を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヒンドゥスターニー語」の関連用語

ヒンドゥスターニー語のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヒンドゥスターニー語のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヒンドゥスターニー語 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS