パスワード平文保存問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 17:43 UTC 版)
「Facebook」の記事における「パスワード平文保存問題」の解説
2019年3月21日に、2019年1月の社内調査で発見した利用者数億人分のパスワードが暗号化処理を経ずに社内に保存されていた問題を発表した。適切な暗号化処理が行われずに保存されていたのは、Facebook利用者数千万人、Facebook Lite利用者数億人、Instagram利用者数万人分のパスワードである。Facebookによると、通常はパスワードを判読不可能にする技術を用いてパスワードを自社システム内に保存しているが、一部の利用者のパスワードは判読可能な形式のまま保存されていた。これらのパスワードは社外に閲覧される状態ではなかったとし、社内でも不正使用・不正アクセスが行われたことは確認できていないとしている。この問題は発覚から発表までに修正された。 2019年4月18日、3月に公開したFacebook・Instagram・Facebook Liteの数億人分のパスワードを可読な状態(平文)で社内に保存していたという発表文を更新し、当初は「数万人分」としていたInstagramのパスワードの数を「数百万人分」に修正した。アクセスログでは約2,000人がプレーンテキストのパスワードを含むデータに、約900万回のクエリを実行していた。
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