バークレー・レコードとは? わかりやすく解説

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バークレー・レコード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 16:08 UTC 版)

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バークレー・レコード
Disques Barclay
親会社 ユニバーサル ミュージック グループ
設立 1953年
設立者 エディ・バークレー
ジャンル ジャズ
フランス
本社所在地 パリ
公式サイト 公式Facebook

バークレー・レコード (フランス語:Disques Barclay、英語:Barclay Records)は、フランスレコード会社バンドリーダーで、ナイトクラブのオーナーもしていた[1]エディ・バークレーと彼の妻が1953年[2]に設立した。

概要

バークレー・レコードの前身といえるレーベルとして、1945年2月にエディ・バークレーが創設したレーベル「Blue Star」がある。このレーベルは、ジャズに特化したラインナップが特徴で、ジャンゴ・ラインハルトシドニー・ベシェのレコードを製作したり、当時誕生して間もないアメリカアトランティック・レコードマーキュリー・レコードの作品をフランスで発売した。この「ジャズ路線」とアトランティック・レコード及びマーキュリー・レコード作品のフランスにおける発売権は、Blue Starレーベルからバークレー・レコードに引き継がれることになる。

Blue Starレーベルは、1953年1月に社名を変更[3]。「バークレー・レコード」としてのレーベル運営が始まる。

バークレー・レコードは、ジャズ作品を多く発売したレーベルで、ヴァーヴ・レコードプレスティッジ・レコードなど、アメリカにあるジャズ専門レーベルの作品をフランス向けに発売していた[4]ほか、1955年に来仏したチェット・ベイカー[5]、1959年に来仏したレスター・ヤング[6]など、パリへ来ていたアメリカ人ジャズ・ミュージシャンにレコーディングの機会を設けた。

フランス国内で活動する数多くのアーティストとも契約を結び、アンリ・サルヴァドールダリダシャルル・アズナヴールレオ・フェレジュリエット・グレコジャック・ブレルレイモン・ルフェーブルといったフランスを代表するアーティストがバークレー社からレコードを発売した。

1978年に、レーベルのオーナーであるエディは、バークレー・レコードをポリグラム・レコードへ売却。バークレー・レコードは、ポリグラム・レコードのサブ・レーベルとなった。

1998年、ポリグラムがユニバーサル ミュージック グループへ統合される。これ以降、バークレー・レコードのカタログはユニバーサル ミュージック グループが発売権を持っている。

参照

脚注・出典




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