バスタブ形燃焼室
吸気バルブおよび排気バルブの中心線が、シリンダー中心線と平行もしくはほぼ平行に配置するようにした燃焼室。したがって燃焼室の天井部分がシリンダーヘッドの底面と平行になるのが特徴で、シリンダーヘッド下方から見た場合、浴槽形をしているためこの名称がある。かつて2バルブエンジンに広く採用されていたが、燃焼室内でのガス流動の発生やそのコントロールが難しく、また燃焼速度も遅いため、最近ではほとんど用いられていない。
参照 ウエッジ形燃焼室、ぺントルーフ形燃焼室- バスタブ形燃焼室のページへのリンク