ハープと管弦楽のための小協奏曲とは? わかりやすく解説

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ハープと管弦楽のための小協奏曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/30 09:10 UTC 版)

ハープと管弦楽のための小協奏曲(ハープとかんげんきょくのためのしょうきょうそうきょく、Konzertstück pour harpe et orchestre)作品39は、ガブリエル・ピエルネ1901年に作曲したハープと管弦楽のための協奏曲[注釈 1]。標題がドイツ語式となっており、「ハープと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック」と表記される場合もある[1]ベルギー出身のハーピストであるアルフォンス・アッセルマンに献呈されたが、初演は1903年1月[注釈 2]、アッセルマン門下のアンリエット・ルニエを独奏者として、パリにおいてコンセール・コロンヌの演奏会で行われた[2]

編成

独奏ハープフルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ2、トライアングル弦五部[3]

構成

  1. Allegro moderato(アレグロ・モデラート)
  2. Andante(アンダンテ)
  3. Allegro scherzando(アレグロ・スケルツァンド)

演奏時間:約15分。

脚注

注釈

  1. ^ 出版された譜面には「ハープ、またはピアノと管弦楽のための」と記されている(クラシック音楽作品名辞典 p.640 最新名曲解説全集 p.419)。
  2. ^ フランス語版ウィキペディアでは、Guide de la musique symphoniqueに基づいて1月2日としているが、International Music Score Library Projectでは1月23日となっている。

出典

  1. ^ クラシック音楽作品名辞典 p.640
  2. ^ François-René Tranchefort, Guide de la musique symphonique, éd.Fayard 1986, p.580
  3. ^ 最新名曲解説全集 p.419

参考文献

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