ハンターケース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 17:59 UTC 版)
本体を保護する上蓋が付いた懐中時計。文字盤側だけに蓋が付いたものと、背面と文字盤側の両面をちょうど二枚貝のように挟む防護性の高いものがある。欧州上流階級のスポーツである狩猟においては、落馬などで懐中時計を壊しやすかったため、ガラスを保護する蓋を取り付けたことからこの名が付いている。欧州の貴族階級の実態が知られていない日本では「猟師の発案で」との説明を見かけるが、当時の社会で労働者階級たる猟師が高価な懐中時計を持てるはずもなかった。
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