ハイテク工業団地 (アユタヤ県)とは? わかりやすく解説

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ハイテク工業団地 (アユタヤ県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/01/21 05:46 UTC 版)

ハイテク工業団地 (タイ語:นิคมอุตสาหกรรมบ้านหว้า(ไฮเทค)英語:Ban Wa (Hi-Tech) Industrial Estate)は、タイタイ工業団地公社の管理する工業団地の一つ。タイ中部アユタヤ県バーンパイン郡に位置する。1989年に開設。バーンワー工業団地とも言われる。2011年現在約120社の工場と約6万人の従業員が働いている[1]

管理事務所所在地

アユタヤ県 バーンパイン郡 タムボン・バーンワー、アジア=ナコーンサワン通り59-60km地点、ムー5、99

99 หมู่ 5 ถนนสายเอเชีย-นครสวรรค์ กิโลเมตร 59-60 ตำบลบ้านหว้า อำเภอบางปะอิน จังหวัดพระนครศรีอยุธยา 13160

用地

  • 用地面積 - 総面積 380ha(内訳は一般工業区 165ha、IEATフリーゾーン 95ha、住宅・商業用区 18ha、未分譲住宅・商業用区 102ha など)

施設

  • 水道水チャオプラヤー川から取水。給水能力は21,000m³/日。
  • 電力:タイ地方発電公社から供給。電力供給能力が2X40メガボルトアンペア
  • 電話:2,048回線 (TT&TとTOT)
  • 廃水処理 :活性汚泥方式による共同廃水処理システム。処理能力は一日当り16,800m³。
  • ごみ焼却所:4箇所、5,000kg/日/箇所
  • 道路:幹線道路はアスファルト舗装幅員36m(4車線)、補助幹線道路はアスファルト舗装幅員25m(2車線)。
  • 洪水対策:100万㎥排水施設
  • 警備:24時間
  • ワンストップサービスセンター(OSOS)がある。
  • アユタヤ県技術者研修センター:ハイテック工業団地はキングモンクット工科大学・プラナコーンヌア校と協力。
  • 計量サービスセンター:ISO9000、QS9000およびその他国際標準の計量基準に準拠した各種計量機器を保有。

洪水

(工業団地の被災についてはタイ工業団地公社2011年タイ北部・中部地域及びバンコク都における降雨・洪水被害の項を参照)

2011年7月から続くタイ北部の大雨によりアユタヤ県内でも洪水が発生し、10月4日にはナコーンルワン郡サハラッタナナコーン工業団地内で冠水し、タイ工業団地公社は団地を閉鎖した。さらに本工業団地においても浸水の危険があるとして10月7日から団地を閉鎖するように命じた[1]10月13日朝、工業団地の堤防が一部決壊し、浸水[2]10月14日浸水した工場において機材の運び出しの最中に爆発。タイ人2名、日本人1名が負傷した[3][4]。民間レスキュー泰国義徳善堂によって病院に移送された[5]。12月1日、同工場団地内の排水作業が完了し、復旧作業が開始された[6]

脚注

  1. ^ a b 『〈アユタヤ洪水〉ハイテク工業団地、7日から閉鎖』ニュースクリップ紙2011年10月7日
  2. ^ 『タイ副首相泣く ハイテク工業団地浸水で』ニュースクリップ 2011年10月13日
  3. ^ "รง.นิคมไฮเทคบึ้มสารพิษฟุ้งเจ็บ3"コムチャットルック紙2011年10月14日
  4. ^ 『Update ข่าวน้ำท่วม』タイ工業団地公社2011年10月15日
  5. ^ "บึ้มนิคมไฮเทคบาดเจ็บ3ราย"INN2011年10月15日
  6. ^ 『洪水被災のハイテク工業団地、排水終わり復旧開始式典』ニュースクリップ 2011年12月1日

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