ノズル・プロペラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 10:03 UTC 版)
ノズル・プロペラはプロペラのエネルギー効率を上げるため、プロペラの周囲を整流板(ノズル)で囲った形式である。ダクトプロペラやとも呼ばれる。航空機に使われるダクテッドファンの類似形式である。 1934年に登場したコルト式ノズル・プロペラ(Kort nozzle)では低速高加重での大推力が得られ、推力が30-45%増大するが、キャビテーションの発生が激しくノズル側面に穴が開くなど問題もあるため、砕氷船を除けばあまり採用されない傾向がある。
※この「ノズル・プロペラ」の解説は、「船舶工学」の解説の一部です。
「ノズル・プロペラ」を含む「船舶工学」の記事については、「船舶工学」の概要を参照ください。
- ノズル・プロペラのページへのリンク