ネガティブ・パニック

原子力防災基礎用語集

ネガティブ・パニック

極端に強い恐怖にさらされた場合などに、人間が放心状態となって全く動けなくなることをいう。凍結（freezing）とも呼ばれ、動物の｢擬死反応｣（いわゆる｢死んだふり｣）と同様の反応といわれている。 例としては、実際の航空機の不時着事故で、緊急脱出を指示しても、あまりの恐怖と驚きで、座席に座ったまま動けなくなってしまうような乗客があげられる。