ニヴルング族の殺戮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 22:49 UTC 版)
『ニヴルング族の殺戮』は、シグルズの死のエピソードと、ニヴルング族(ブルグント人)とアトリ(アッティラ)に関する次の詩をつなぐ短い散文である。アトリは、妹のブリュンヒルドが死んだことでグンナルを責めたため、グンナルはその慰謝のためにアトリに未亡人グズルーンを嫁がせる。グンナルは、ブリュンヒルドとアトリの妹オッドルーンとの結婚を望むが、アトリに拒絶され、二人は恋人同士になる。しばらく後、グンナルとホグニはアトリに招かれ、グズルーンの諌めも聞かず宮廷へと向かう。果たして二人は囚われの身となり、グンナルは蛇の穴へ投げ込まれる。グンナルはハープを演奏して蛇たちを眠らせるが、最後には一匹に肝臓を噛まれ、死ぬ。
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