ニャウン‐ウーとは? わかりやすく解説

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ニャウン‐ウー【Nyaung Oo】

読み方:にゃうんうー

ミャンマー中部の町。パガン朝の都として栄え多数仏教遺跡存在するバガンへの観光拠点空港バスターミナルがあり、宿泊施設多く集まる。


ニャウンウー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/16 15:36 UTC 版)

ニャウンウー
ညောင်ဦး

シュエズィーゴン・パゴダ
位置
ニャウンウー
ニャウンウー (ミャンマー)
ニャウンウー
ニャウンウー (東南アジア)
座標 : 北緯21度12分 東経94度55分 / 北緯21.200度 東経94.917度 / 21.200; 94.917
行政
ミャンマー
  マンダレー地方域
 町 ニャウンウー
その他
等時帯 ミャンマー標準時 (UTC+6:30)

ニャウンウー: Nyaung-U; ビルマ語: ညောင်ဦး[1] ALA-LC翻字法: Ññoṅʻ Ū"、/ɲàuN ʔú/)は、ミャンマー北部のマンダレー地方域にある町である。

ミャンマーの仏教遺跡として著名なバガン近郊にある町であり、ミャンマー各地と交通網で結ばれた空港や長距離バスのターミナルが存在する。ニューバガンとともに、バガン観光の拠点となる町である。シュエズィーゴン・パゴダは、ニャウンウーに含まれている。

仏教遺跡が集中するオールドバガン地区には、ミャンマー政府の方針により宿泊施設は5軒の中・高級ホテルがあるだけで、ゲストハウスなどの安宿は皆無である。旅行者はオールドバガンの北東にあるニャウンウーか、南にあるニューバガンに滞在することが多い。

ニャウンウーにはゲストハウスなどの宿泊施設や、レストラン、インターネットカフェなどが集中する。また、この地域で最大のマーケットがある。オールドバガンまでは電動自転車、自転車、馬車、タクシー、乗り合いトラックなどで向かうこととなる。

ニャウンウーが登場するビルマ語のことわざညောင်ဦးကမ်းပါးပြို၊ စမ္ပာနဂိုရ်က နွားမပေါင်ကျိုး(ALA-LC: Ññoṅʻ Ū" kamʻ" pā" prui | campānaguirʻ ka nvā" ma poṅʻ kyui" ||)「ニャウンウーの崖が崩れて、チャンパナガラの牝牛の脚が折れる」というものがあるが、これは〈何の脈絡もない〉という意味合いである[1]

脚注

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  1. ^ a b 大野, 徹 『ビルマ(ミャンマー)語辞典』大学書林、2000年、208頁。ISBN 4-475-00145-5 


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