ドクター・イェン・シン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 02:46 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ドクター・イェン・シン(Dr.Yen Sin)は、1936年にポピュラー・パブリケイションズ(Popular Publications)社から出版された短命なパルプ・マガジン、およびそこでフィーチャーされたメインキャラクターの名前である。
書誌情報
同誌は同じ出版社から刊行されていた「ミステリアス・ウー・ファン(Mysterious Wu Fang)」誌という類似誌に代わって刊行され、1936年2月に終刊した。
ウー・ファンとイェン・シンのどちらのキャラクターも、フー・マンチュー型のイエロー・ペリル(黄禍)・ヴィランであった。
ドクター・イェン・シンが登場するのは、1936年5月/6月号、1936年7月/8月号、1936年9月/10月号の3つの号である。
各々の号は、ドナルド・E・キーホー(Donald E. Keyhoe、退役少佐、後に「空飛ぶ円盤は実在する(Flying Saucers Are Real)」という記事の著者として有名になる)によるものを含むリード・ストーリーからはじまる体裁であった。
3つの小説のタイトルは、以下の通り(年代順)。
- The Mystery of the Dragon's Shadow
- The Mystery of the Golden Skull
- The Mystery of the Singing Mummies
第1作はローバー・ワインバーグの「パルプ・クラシックス(Pulp Classics)」9号(1975年)で、また第2、第3作はそれぞれ「ハイ・アドベンチャー(High Adventure)」32号(1997年)、39号(1998年)で再版された。
キャラクター
ドクター・イェン・シン
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「ドクター・イェン・シン」の記事における「ドクター・イェン・シン」の解説
「黄色博士」あるいは「見えない天皇」と呼ばれる。東洋の神秘主義と西洋の最新科学装置を結合して悪魔的な効果を上げる才能を持っている。みずからの悪を成すために、吹き矢、インド人の暗殺者(Dacoit stranglers)、殺人光線、科学研究所などを利用する。
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