トーマス・バンクスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 美術家 > 彫刻家 > イギリスの彫刻家 > トーマス・バンクスの意味・解説 

トーマス・バンクス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/26 09:20 UTC 版)

トーマス・バンクス
Thomas Banks
William Daniellによる肖像画
生誕 1735年12月29日
ロンドン
死没 1805年2月2日
ロンドン
トーマス・バンクスが制作したボイデル・シェイクスピア・ギャラリーの装飾彫刻をBenjamin Smithが版画にしたもの

トーマス・バンクス(Thomas Banks,1735年12月29日 - 1805年2月2日)はイギリス彫刻家測量士を父に持つ。

父親から絵画を習い、後に木彫り職人に弟子入り。余暇に彫刻を始めた。1772年に奨学金をもらいローマに行くが、その前までには、いくつかの作品を完成させていた。

1779年イングランドに戻ったが、古典的な詩に魅力を感じるようになり、以来それが彼のインスピレーションとなる。その後サンクトペテルブルクに渡り、彼の作品 "Cupid tormenting a Butterfly"を購入したエカチェリーナ2世に雇われることになる。

再びイングランドに戻り、力強く巨大な彫刻「ブリセイスを失ったことを嘆くアキレス」を完成させる。その後ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの会員に選ばれた。

彼の作品はセント・ポール大聖堂ウェストミンスター寺院にある。彼の制作したウォーレン・ヘースティングズの彫刻像はナショナル・ポートレート・ギャラリーにある。彼の最も有名な作品の一つである"Shakespeare attended by Painting and Poetry"は、ストラトフォード・アポン・エイヴォンにある。

また、ホメロスイリアスを主題にした作品がロンドンヴィクトリア&アルバート美術館に収蔵されている。





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「トーマス・バンクス」の関連用語

トーマス・バンクスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



トーマス・バンクスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのトーマス・バンクス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS