トーマスマックナイトとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > トーマスマックナイトの意味・解説 

トーマス・マックナイト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/07 14:18 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

トーマス・マックナイト英語: Thomas McKnight、1941年 - )は、アメリカ合衆国の画家[1]。1941年、米国カンザス州ローレンス生まれ[2]

人物・来歴

マックナイトは、モントリオールニューヨークワシントンD.C.の郊外で育ち[3][4]コネチカット州ミドルタウンの小規模なリベラル・アーツ・カレッジウェズリアン大学に通いました。その大学で彼は芸術を専攻したわずか5名のうちの一人でした。大学3年時にはパリに滞在しました。

ウェズリアン大学を卒業後、コロンビア大学で美術史を学び[3]、その後、1964年にタイム誌に仕事を得て8年間働きます。その間、1966年から1968年にはアメリカ陸軍で朝鮮戦争に従軍しました[1][2][注 1]

1972年に、マックナイトはタイム誌を離れ、ギリシャミコノス島に避暑に向かいそこで本格的に絵を描き始めます。1979年、ミコノス島で休暇に訪れていたオーストリア人学生レナーテ(Renate)と出会い、翌年に結婚します。

1980年代を通じてマックナイトは、制作数が限定されたセリグラフ(シルクスクリーン)で人気を得るようになりました[5]

1991年にアーバンリゾートフェア神戸’93[6]のイメージアーティストに選ばれ[7][8]、1992年から1994年にかけて日本各地で来日展、個展が開催されました[2]

1994年にマックナイトはホワイトハウスから当時のクリントン大統領の公式クリスマス・カードの3つのイラストの最初のものの作画を依頼されます[9][10]。そのイラスト"White House Red Room"ランズエンドのカタログの表紙に採用され、その原画とともにクリスマスギフト用アイテムとして売りに出されました。

マックナイトの作品は、ニューヨークのメトロポリタン美術館、およびスミソニアン協会の常設展示に加えられています[11]

マックナイト夫妻は、コネチカット州リッチフィールドに暮らしています[9]

注釈

  1. ^ 公式サイト[3]には単に「2年間の韓国での従軍の後にタイム誌で働いた」と記述されていることに留意。

出典

  1. ^ a b Thomas McKnight - ウェイバックマシン(2015年5月18日アーカイブ分)(英語)
  2. ^ a b c マックナイト | 絵画販売・絵画買取 東京・銀座 おいだ美術
  3. ^ a b c About The Artist(英語) | Thomas McKnight Gallery, the Official Website(公式サイト)
  4. ^ トーマス・マックナイト」(Thomas Mcknight)作家略歴 < ギャラリー松田
  5. ^ THOMAS MCKNIGHT - ウェイバックマシン(2016年8月18日アーカイブ分)(英語)
  6. ^ デジタル大辞泉プラス『アーバンリゾートフェア神戸'93』 - コトバンク
  7. ^ Honors & Awards(英語) | Thomas McKnight Gallery, the Official Website(公式サイト)
  8. ^ 神戸(平成5年)▷「神戸アーバンリゾートフェア93」 | ジャパンアーカイブズ - Japan Archives
  9. ^ a b A Touch of Litchfield in White House Card - The New York Times retrieved 21st Jan 2010(英語)
  10. ^ Thomas McKnight ( 1-Dec-1994) - ウェイバックマシン(2017年1月1日アーカイブ分)(英語)
  11. ^ Thomas McKnight(英語) < Artist Directory < Artists and Guilds

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「トーマスマックナイト」の関連用語

トーマスマックナイトのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



トーマスマックナイトのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのトーマス・マックナイト (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS