リューリク朝の紋章とは? わかりやすく解説

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リューリク朝の紋章

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 06:59 UTC 版)

リューリク朝の紋章 (ウクライナ語: Знаки Рюриковичів) は、10世紀から14世紀までの間にキエフ大公国ルーシ諸国を支配したヴァイキングリューリク朝の諸公が使用した個人の紋章である。二叉戟、あるいは三叉戟の形を持つものが多い。個人(大公・諸侯)を識別する図案である。金貨銀貨武器などに見られる。14世紀ごろ、チェコポーランドの経由で西洋紋章の流行が伝わると、リューリク朝の紋章が廃れた。一分のものが西洋紋章の具象図形に変更し、リトアニア大公国ルーシ系の貴族諸家によって用いられた。20世紀にはキエフ大公ヴォロディミル1世の個人紋章である三叉戟(トルィーズブ)はウクライナ民族解放運動とウクライナ民族主義のシンボルとなり、1918年にはウクライナ人民共和国の国章、1992年以降は独立したウクライナの国章となった。




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