デリッカーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > デリッカーの意味・解説 

デリッカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/30 00:48 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
画像提供依頼デリッカー・スタイルの特徴を理解しやすい画像についての画像提供をお願いします。2009年4月

デリッカーとは、日本で発祥した男性のストリートファッションのひとつ。語源はサイケデリックの「デリック」を人称化した造語。原色蛍光色を使った服装でサイケデリックトランスと呼ばれるダンスミュージックで好まれたクラブファッションがルーツ。日本ストリートファッションであるお兄系1960年代ファッションのテイストを取り入れたスタイル。

解説

「お兄系」に「ヒッピー」や「サイケ調」を加えたスタイルで、ジャケットデニムシャツブーツといったお兄系の基本を踏まえつつ、デニムはヒッピーテイストのデニムで、ターコイズなどの民族風のアクセサリーをつける。 ギャル男と重なる部分も多く「デリッカー・スタイル」の流行によって、ギャル男とお兄系の境界線は曖昧になってきている。2004年末頃から日本のストリートで見られるようになってきた。

定番的なデリッカー・スタイル

デリッカーファッション

デリッカーファッションでは、特にファー付ジャケットや、プリントシャツ、タイトなパンツ、トンガリ系のブーツなどが必須アイテムとなる。 ジーンズなどに赤や青などカラフルなシャツとを組み合わせる。花柄やアニマルプリント、橙色などの派手目な柄を好む傾向にある。

デリッカー・スタイルに影響を与えたヒッピー&サイケデリック・ムーブメント

1960年代後期に流行したヒッピー&サイケデリック・ムーブメントに日本のストリートファッションであるお兄系が影響を受けて誕生したのが『デリッカー・スタイル』である。

ヒッピー・スタイル (hippy style)
1960年代後半にアメリカ中心に台頭したヒッピー族が実践した生活スタイルをいう。ファッション的には長髪やひげ、ジーンズ、ウッド・ビーズ、フリンジ使いなどが特徴的なスタイルで、日本でも1960年代後半〜1970年代にかけて流行した。
サイケデリック・ファッション (psychedelic fashion)
1960年代末ごろヒッピー文化とも関連して流行った幻覚剤使用による酩酊・恍惚状態で得られる独特の幻想美をサイケデリック・アートという。サイケデリック・アート風の流動的な抽象パターンや原色・蛍光色づかいをプリントなどに取り入れたファッションをサイケデリック・ファッションという。ヒッピー文化と融合するムーヴメント。

デリッカー・スタイルの人が好むブランド

  • FUGA
  • gazelle Head

関連項目



このページでは「ウィキペディア」からデリッカーを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からデリッカーを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からデリッカー を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「デリッカー」の関連用語

デリッカーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



デリッカーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのデリッカー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS