デコンプレッション機構
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/19 16:52 UTC 版)
デコンプレッション機構(デコンプレッションきこう、英: compression release mechanism)とはレシプロエンジンの機構の一つで、シリンダーの圧力を解放してエンジン始動性の向上や振動を低減させるもので、これに加え、ディーゼルエンジンでは停止させるための機構の一種でもある。デコンプ機構やデコンプと略して呼ばれる場合が多い。
- ^ “各部詳細説明”. ヤマハ発動機株式会社. 2011年7月6日閲覧。
- ^ U.S. Patent No. 3,538,899, "COMPRESSION RELIEF MECHANISM FOR STARTING INTERNAL COMBUSTION ENGINES", issued Nov 10, 1970
- ^ U.S. Patent No. 3,893,440, "AUTOMATIC DECOMPRESSION VALVE TO FACILITATE STARTING OF AN INTERNAL COMBUSTION ENGINE", issued July 8, 1975
- ^ デコンプ (DSP) 始動時減圧装置 - 株式会社新宮商工
- ^ [1]
- ^ ディーゼルエンジンを停止させるには、この他に燃料か吸気のどちらかを遮断する方法がある。
- ^ 坂上茂樹「デコンプとその使用法について 陸軍統制系車両用高速ディーゼルにおける始動・停止補助装置」『経済学雑誌 117巻 4号』
- 1 デコンプレッション機構とは
- 2 デコンプレッション機構の概要
- 3 ガソリンエンジン
- 4 関連項目
Weblioに収録されているすべての辞書からデコンプレッション機構を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からデコンプレッション機構 を検索
- デコンプレッション機構のページへのリンク