デイライトフィルムとタングステンフィルム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 22:51 UTC 版)
「リバーサルフィルム」の記事における「デイライトフィルムとタングステンフィルム」の解説
カラーフィルムには、太陽光およびフラッシュ光源で撮影することを前提に作られたデイライトフィルムと、白熱電球などタングステン光源で撮影するように作られたタングステンフィルムが存在する。この区別はリバーサルフィルムに限らずカラーネガフィルムにも存在するが、後者はきわめて少数しか存在しない。 デイライトフィルムは色温度5,500K、タングステンフィルムは色温度3,200K前後の光源が基準の色再現設計となっている。このためデイライトフィルムでタングステン光源下の被写体を撮影すると赤っぽく写り、タングステンフィルムで昼光下の被写体を撮影すると青く写る。どちらも色温度変換フィルターにより異なる色温度下での撮影に対応できるが、その分露光倍数が掛かり光量を損失することになる。タングステンフィルムの青い写りを利用して印象的な夜景やユニークな撮影に利用するユーザーも多い。
※この「デイライトフィルムとタングステンフィルム」の解説は、「リバーサルフィルム」の解説の一部です。
「デイライトフィルムとタングステンフィルム」を含む「リバーサルフィルム」の記事については、「リバーサルフィルム」の概要を参照ください。
- デイライトフィルムとタングステンフィルムのページへのリンク