テリエ・リピダルとは? わかりやすく解説

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テリエ・リピダル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 05:14 UTC 版)

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テリエ・リピダル
Terje Rypdal
テリエ・リピダル(2005年 ワルシャワにて)
基本情報
生誕 (1947-08-23) 1947年8月23日(74歳)
出身地  ノルウェー オスロ
ジャンル ジャズ現代音楽
職業 ギター奏者
担当楽器 ギターキーボードフルートソプラノサックス打楽器
活動期間 1962年 -
レーベル ECM

テリエ・リピダルTerje Rypdal 1947年8月23日 - )は、ノルウェーのギタリスト兼作曲家である。初期から現在までドイツの代表的なジャズレーベルであるECMレコードを中心に活動している。ジャズを中心に、ロックから現代音楽まで活動は多彩。

略歴

英国のロックギタリスト、ハンク・マーヴィンの強い影響を受けたリピダルは、1962年「The Vanguards」というロックンロールバンドのギタリストとしてプロのキャリアを開始する。その後リピダルはジャズに転向する。1967年、同じくノルウェー出身のサックスプレーヤー、ヤン・ガルバレクとの共演アルバムを経て、翌年の1968年、ガルバレクのグループに加入する。そしてその後ジョージ・ラッセルのセクステットオーケストラにも加入する。1969年、西ドイツバーデン=バーデンで行われたフリージャズ・フェスティバルに参加する。このフェスティバルでの演奏と、ロック・ミュージカル『ヘアー』のノルウェー版オーケストラバージョンでのギター演奏が高く評価されて、リピダルの活動が海外へ広がる足掛かりとなった。彼が作曲・演奏した「Last Nite」と「Mystery Man」の2曲がマイケル・マン監督作品の映画『ヒート』の中で使用され、同名のサウンドトラック盤に収録された。

演奏スタイル

特に歪んだトーンで独特な空間を作り出すプレイが多く、ラルフ・タウナージョン・アバークロンビーと共にECMレコードの3大ギタリストと称されることもある。 近年の使用機材はフェンダーストラトキャスターが中心で、アーミングを多用する。

ディスコグラフィ

リーダーアルバムおよび主要なアルバム

映画音楽

  • Equinox (Varese Sarabande) 1992年 ※「Mystery Man」など7曲を収録[1]
  • ヒート』 - Heat (Warner Bros/Wea) 1995年 ※「Last Nite」と「Mystery Man」を収録[2]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ http://www.imdb.com/title/tt0104201/soundtrack
  2. ^ http://www.imdb.com/title/tt0113277/soundtrack



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