チャールズ・レスリー・レンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > チャールズ・レスリー・レンの意味・解説 

チャールズ・レスリー・レン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 16:31 UTC 版)

チャールズ・レスリー・レンCharles Leslie Wrenn, 1895年1969年)はイギリスの学者。

概略

彼は1945年にトールキンの後任としてオックスフォード大学のローリンソン・ボズワース記念アングロ・サクソン語教授に就任し、1963年にこの職を退いた。彼はオックスフォード大学のペンブローク学寮英語版フェローであった。またC・S・ルイスやトールキンらも所属する文学討論グループ「インクリングズ」のメンバーでもあった。レンの著作は、1949年のThe English Language、1967年のA Study of Old English Literature、そしてランドルフ・カーク英語版との共著である1955年のAn Old English Grammarなどが含まれる。彼の文芸的な関心は比較文学に注がれており、後にT・S・エリオットなどの詩人にも興味を抱くようになった[1]

代表的な著書

  • The English Language by C.L. Wrenn. London: Methuen, 1949
  • Beowulf, with the Finnsburg fragment; edited by C. L. Wrenn. London: George G. Harrap & Co., 1953. Rev. & enlarged ed. (=2nd ed.) London: Harrap, 1958. 3rd ed.; fully revised by W. F. Bolton. London: Harrap, 1973. (Reissued by the University of Exeter, 1988.)
  • An Old English Grammar; by Randolph Quirk and C. L. Wrenn. London: Methuen, 1955
  • English and Medieval Studies Presented to J. R. R. Tolkien on the Occasion of His Seventieth Birthday; edited by Norman Davis and C. L. Wrenn. London: Allen and Unwin, 1962

参考文献 

  1. ^ Glyer, Diana (2007). The Company They Keep. Kent, OH: Kent State UP. ISBN 978-0-87338-890-0 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

チャールズ・レスリー・レンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



チャールズ・レスリー・レンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのチャールズ・レスリー・レン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS