チャーチルカップとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > チャーチルカップの意味・解説 

チャーチルカップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/21 00:56 UTC 版)

チャーチルカップ
競技 ラグビーユニオン
創立 2003
参加チーム 6
カナダ
イングランド
アメリカ合衆国
最終年 2011年
最終優勝 イングランド

チャーチルカップ(Churchill Cup)は、北米大陸及び英国系のナショナルチームによって行われていた国際ラグビー大会である。大会名はイギリス首相ウィンストン・チャーチルにちなんで命名された。

概要

北米大陸の世界ランキング第2グループ(ティア2)を強化し、トップ国との格差を縮める目的で設立された大会であり、2003年から第1シーズンが開幕した。2003年は、アメリカカナダ、イングランドサクソンズ(イングランドA代表)の3ヶ国で行われた(総当たり戦)。2004年大会までは女子の部も平行して行われていた。

2004年からニュージーランドマオリも参加し、4チームでノックアウト方式で行われたが、翌年は代わりにアルゼンチンジャガースが参加した。

2006年から、3つの原参加チームに加えて、ニュージーランドマオリとアイルランドA代表、スコットランドA代表が参加。3チームずつ2プール(アメリカが入ったプールとカナダが入ったプール)に分け総当たり戦を実施。ファイナルでは、各プールの1位同士、2位同士、3位同士が戦った。2008年からニュージーランドマオリが抜け、代わりにアルゼンチンジャガースが入った。2010年はアイルランドA代表とスコットランドA代表、アルゼンチンジャガースに代わり、フランスA代表とロシア、ウルグアイが参加。2011年はフランスA代表とウルグアイに代わり、トンガとイタリアA代表が参加した。

IRB2012年夏の国際試合のスケジュールに、アメリカの試合とカナダの試合を入れたことから、2011年をもって終了することになった[1]

歴代優勝チーム

年度 優勝チーム
2003年 イングランドサクソンズ
2004年 ニュージーランドマオリ
2005年 イングランドサクソンズ
2006年 ニュージーランドマオリ
2007年 イングランドサクソンズ
2008年 イングランドサクソンズ
2009年 アイルランドA
2010年 イングランドサクソンズ
2011年 イングランドサクソンズ

脚注

  1. ^ “Final bow for Churchill Cup”. ESPN Scrum. (2011年6月18日). http://www.espnscrum.com/churchill-cup-2011/rugby/story/141830.html 2011年7月2日閲覧。 

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「チャーチルカップ」の関連用語

チャーチルカップのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



チャーチルカップのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのチャーチルカップ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS