ダイナミック食品とは? わかりやすく解説

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ダイナミック食品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/02 23:33 UTC 版)

ダイナミック食品株式会社
種類 株式会社
本社所在地 日本
649-6333
和歌山県和歌山市永穂254[1]
設立 1973年5月
(ダイナミック食品販売株式会社)[1]
業種 食料品
法人番号 4170001001984
事業内容 焼肉のたれ、ぽん酢、ドレッシング等の製造販売
代表者 破産管財人 河野ゆう[2]
資本金 1000万円[1]
従業員数 5人
特記事項:2020年10月6日破産手続開始決定
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ダイナミック食品株式会社 (ダイナミックしょくひん)は、かつて和歌山県和歌山市に本社を置き、焼肉のたれなどの製造・販売を行っていた企業。

概要

1965年に創業し、1973年に法人へ改組[1][3]。「ダイナミックタレ」「紀州ぽん酢」「和歌山ホルモンのタレ」などのブランドで調味料の製造を行い、和歌山県内では一定の知名度を誇り、食品商社や地元スーパー、精肉店、飲食店などへの販売を行い、1997年9月期は約1億1200万円の売上があった[1]

しかし、得意先の廃業や大手同業他社との競争激化から売り上げが減少したと同時に、赤字決算が続いていたことから資金繰りが悪化[1][3]。2019年9月期の売上は約3000万円まで落ち込んだ[1][3]

ダイナミック食品は、人件費の削減などで経営再建を図ろうとしたが、2020年に発生した新型コロナウイルスにより得意先への売上が低下[1][3]。このためダイナミック食品は、2020年8月10日に事業を停止して事後処理を弁護士に一任[1][3]。同年10月6日に和歌山地方裁判所から破産手続開始決定を受けた[2]。和歌山県に本社を置く企業で、新型コロナウイルスによる経営破綻は初めてとなった[1]

2022年1月25日にダイナミック食品の法人格が消滅した[4]

沿革

  • 1965年1月 - 富士食品工業所として創業。
  • 1973年5月 - ダイナミック食品販売株式会社として法人へ改組。
  • 1979年11月 - ダイナミック食品株式会社へ商号変更。
  • 2020年
    • 8月10日 - 事業を停止して事後処理を弁護士に一任。
    • 10月6日 - 和歌山地方裁判所から破産手続開始決定を受ける。
  • 2022年1月25日 - 法人格消滅。

販売していた主な商品

  • ダイナミックタレ
  • 紀州ぽん酢
  • 和歌山ホルモンのタレ

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j 和歌山初のコロナ倒産 「ダイナミックタレ」「紀州ぽん酢」などを製造していたダイナミック食品が破産へ”. Yahoo!ニュース(帝国データバンク) (2020年8月12日). 2020年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月3日閲覧。
  2. ^ a b ダイナミック食品(株)(和歌山)/破産手続き開始決定JC-net. 2020年10月15日
  3. ^ a b c d e ダイナミック食品破産へ 県内初のコロナ関連 和歌山 /和歌山毎日新聞 2020年8月13日
  4. ^ ダイナミック食品株式会社の情報”. 国税庁法人番号公表サイト. 2024年11月3日閲覧。

外部リンク

  • 公式サイト - ウェイバックマシン(2019年11月1日のキャッシュ)



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