ターネラ・ウルミフォリアとは? わかりやすく解説

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ターネラ・ウルミフォリア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/14 07:10 UTC 版)

ターネラ・ウルミフォリア
ターネラ・ウルミフォリアの花
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: キントラノオ目 Malpighiales
: トケイソウ科 Passifloraceae
亜科 : ターネラ亜科 Turneroideae
: ターネラ属 Turnera
: ターネラ・ウルミフォリア T. ulmifolia
学名
Turnera ulmifolia L.
路端に逸出したキバナツルネラ(2023年2月 沖縄県石垣市)

ターネラ・ウルミフォリア(別名 キバナツルネラ、ニレノハツルネラ;学名:Turnera ulmifolia)は、メキシコから西インド諸島にかけて原産[1]するターネラ属の常緑小低木である。

特徴

高さ30 - 120cm程になる小低木[2]。葉は異臭があり、長楕円形で不規則な鋸葉を持ち、葉身の基部には蜜腺がある[1]。花は一日花で、直径4 - 5cm程度の黄色い5弁花の放射相称花[2]。果実は3裂する蒴果。種子の仮種皮アリが運ぶことにより散布されるアリ散布型種子と考えられる[2]。繁殖は実生や苗木による[1]。性質は強く、日当たりがよく[1]霜が降りないような場所であれば、屋外でも育つ[1][2]。沖縄県内では植栽される他、道端に逸出帰化。

出典

  1. ^ a b c d e 『園芸植物大事典』 3巻、塚本 洋太郎(総監修)(1989年2月1日初版1刷)、小学館、1989年、167頁。ISBN 4093051038 
  2. ^ a b c d 『朝日百科植物の世界』朝日新聞社、1997年、6-302頁。 ISBN 978-4023800106 



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