タデックとジュデュリュス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/01 16:05 UTC 版)
アルベール・ル・グランの聖人伝Vie de saint Jaouaや当時の他の文筆家の著作によれば、6世紀のル・フー領主は異教徒で、キリスト教会内で二重の罪を犯した。 兵士の一団を引き連れた領主は教会の扉を蹴破り、古代の神々の敵であるタデックを祭壇の上で殺害した。ランデヴェネックへ逃げたジュデュリュスは領主に首をはねられて殺された。ジャウアは幸運にも無傷でブラスパールへ帰還した。しかし神は領主に復讐した。恐ろしいドラゴンが現れ、ル・フーやその周辺を荒らし、領主は悪霊の餌食となった。レオン司教だったポル・オレリアンは彼の力で怪物を倒し、殺人者を癒した。領主は改心してキリスト教徒となり、聖人殺害の代価として、まさにジュデュリュスが殺害された場所にダウラ修道院を建立した。 聖ジャウアが修道院建設の責任者であったという。
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