ゾウムシ科 Curculionidae
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 07:57 UTC 版)
「ゾウムシ」の記事における「ゾウムシ科 Curculionidae」の解説
カツオゾウムシ Lixus impressiventris Roelofs, 1873 ほぼ日本全国に分布し、ヨモギなどが生えた草地に生息する。成虫の地の体色は黒褐色だが、全身に褐色の粉を吹いている。 オジロアシナガゾウムシ Mesalcidodes trifidus (Pascoe, 1870) 体長は6-10mmほど。胸と腹部後半部が白く、他は緑黒色をしている。目立つ体色に見えるが、これは鳥類の糞に似せた保護色で、さらに敵に出会うと擬死も行う。日本から台湾まで分布し、クズを食草とする。 クリシギゾウムシ (Chestnut weevil) Curculio sikkimensis (Heller, 1927) 体長は6-10mmほど。体色が褐色で、吻が非常に細長いのが特徴。クリの実やドングリに吻で穴を開けて産卵する。「クリの中に虫が入っている」というのは、ほぼこのゾウムシによるものである。 ホウセキゾウムシ マダラアシゾウムシ
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