セルベース設計技術
SFQ回路の設計法のひとつで、大規模な回路を設計するための手段として開発された。 セルベース設計では、あらかじめ必要と思われる機能を持った基本回路をセルとして登録する。このセルは、隣に別のどんなセルが接続されても、そのセルの回路の動作マージンが低下しないように設計されている。また隣にセルを置くだけで必要な配線がつながるように配線の取り出し位置なども統一されている。実際に大規模回路を設計するときは、これらのセルを適当に組み合わせて並べるだけで、所望の機能の回路を実現できる。ただし従来のようなまったくのマニュアル設計に較べて回路の専有面積は大きくなる。また動作速度もやはり遅くなる。この設計法は、まだ不完全ではあるが、SFQ回路の自動設計法の第一歩と位置づけることができる。
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