スリージョイントプロペラシャフト
プロペラシャフトの長さを長くする場合に、パイプを2分割してジョイントを間に1つ追加したもの。FR車では居住性をよくするために、ホイールベースを長くすると、プロペラシャフト長さが約1200mmを超え、危険回転数が常用回転数域に近づくので、パイプ径を太くしたり、長さを2分割することになる。2分割するとセンターサポートベアリングを中間ジョイントの前後へ装着して車体で支持する。カルダン式ジョイントでは、プロペラシャフト屈曲角に起因する振動が発生しやすい。屈曲角を小さく設定したり、等速ジョイントを使用する。2ジョイントに比べ、ジョイントやベアリングが追加されるのでコストは上がる。
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