スマイルロボティクス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/30 09:57 UTC 版)
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 〒113-0033 東京都文京区本郷5丁目25番18号 ハイテク本郷ビル 1階 |
| 設立 | 2019年6月 |
| 業種 | 精密機器 |
| 法人番号 | 9011001128845 |
| 事業内容 | ロボットの研究開発 |
| 代表者 | 小倉崇 |
| 資本金 | 30,256,304円(2020年7月時点) |
| 主要株主 | アイリスオーヤマ 100% |
| 外部リンク | https://www.smilerobotics.com/ |
スマイルロボティクス株式会社は、ロボットの研究開発を手がける日本の企業。アイリスオーヤマの子会社で、現商号は株式会社シンクロボ。モバイルマニピュレーター型の下膳ロボットを開発している。
概要
創業者である小倉崇が、東京大学情報システム工学研究室にて博士号取得後、トヨタ自動車株式会社パートナーロボット部、SCHAFT Inc.、Google Xを経て、2019年6月に東京都目黒区にて創業。
創業時の主要メンバーは、東京大学情報システム工学研究室にて博士号取得後、Google Xを経て参画した小林一也と、同じく東京大学情報システム工学研究室出身で、産総研デジタルヒューマンリサーチセンター、Google Xを経て加わった椛澤光隆の2名。
沿革
- 2019年6月:東京都目黒区にて創業
- 2019年4月〜2019年12月:東京大学発のベンチャー育成施設FoundX Founders Programに参加
- 2019年7月〜2019年12月:東大IPC 1stRound-第4回 起業支援プログラムに参加
- 2020年1月30日:ANRIとディープコアより総額4,500万円の資金調達
- 2020年2月:未来2020にて阪急阪神不動産株式会社GVH#5賞を受賞
- 2020年6月:本社を東京都文京区に移転
- 2020年7月:2020年度 NEDO「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援」第1回公募の交付先に採択
- 2023年7月31日:アイリスオーヤマの完全子会社となる[1]。
- 2023年8月1日:株式会社シンクロボに商号を変更[1]。
参考文献
- 漫画の自動翻訳、手術支援AI、下膳ロボ、昆虫食など、東大IPC起業支援プログラムが第4回目の支援先を発表 TechCrunch Japan (2019年10月10日)
- “下膳ロボ”で飲食店の片付けを自動化、Google出身エンジニア創業のスマイルロボティクスが資金調達 TechCrunch Japan (2020年1月30日)
- 2020年度「研究開発型スタートアップ支援事業(旧:研究開発型ベンチャー支援事業)/シード期の研究開発型スタートアップに対する事業化支援」第1回公募に係る実施体制の決定について 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 (2020年7月13日)
出典
- ^ a b “アイリスオーヤマがロボット新興を買収、開発の内製化に本腰”. 日経クロステック. 株式会社日経BP (2023年8月1日). 2025年10月30日閲覧。
外部リンク
- スマイルロボティクスのページへのリンク