スヒーダムとは? わかりやすく解説

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スヒーダム【Schiedam】

読み方:すひーだむ

オランダ南西部、ゾイトホラント州の都市ロッテルダムの西に位置し同一都市圏構成する河港があり、各種工業が盛ん。ジン産地として有名。聖女リドビナを祭る教会がある。


スヒーダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/27 07:46 UTC 版)

スヒーダム
Gemeente Schiedam
基礎自治体旗 基礎自治体章
位置

スヒーダムの位置
位置
スヒーダム
スヒーダム (オランダ)
スヒーダム
スヒーダム (ベネルクス)
スヒーダム
スヒーダム (北欧と中欧)
座標 : 北緯51度54分42秒 東経04度23分58秒 / 北緯51.91167度 東経4.39944度 / 51.91167; 4.39944
歴史
創設 1230年頃
行政
オランダ
  南ホラント州
 基礎自治体 スヒーダム
地理
面積  
  基礎自治体域 19.89 km2
    陸上   18.18 km2
    水面   1.71 km2
人口
人口 (2005年現在)
  基礎自治体域 75,111人
    人口密度   3,768人/km2
その他
等時帯 CET (UTC+1)
夏時間 CEST (UTC+2)
郵便番号 3111 - 3125
公式ウェブサイト : http://www.schiedam.nl

スヒーダムスキーダム: Schiedam [sxiˈdɑm] ( 音声ファイル))は、オランダ中部南ホラント州基礎自治体ヘメーンテ)。ロッテルダム都市圏の一部を成している。ロッテルダムの西、フラールディンゲンの東、デルフトの南に位置している。

歴史

スヒーダムは、大雑把に言えばロッテルダムと同じ方法で、1230年頃創設された。君主であったヴァッセナール家などにより、干拓地北海の海水から守るために、スヒー川 (Schie) を堰き止めたことにより、街は創設された。

新しい居住地として、周辺の街ロッテルダムやデルフトと競い合い、これらの街と同様に1340年には、スヒー川とマース川へのアクセスを得た。15世紀より聖リドヴィナ英語版信仰の巡礼地の一つとして栄えた。聖リドヴィナとは、スヒーダムに住んでいたオランダで最も有名な聖女の一人である。 その後、街はニシン釣りをするための重要な場所となった。1428年、大火により当時木造だった建築物の大半が破壊された。

スヒーダムが最も繁栄したのは18世紀で、ジンを造る酒造業で繁栄した。フランスからのアルコール類の輸入の停止により、スヒーダムの蒸留所が至急必要となった。数十本のスヒーダムの蒸留塔で造られたジンが、世界中に輸出されていた。スヒーダムはジン産業で有名となり、"Black Nazareth"の愛称で呼ばれた。現在、ジン産業はわずかに残るだけとなっている。

出身者

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