スネークス・アンド・アローズ_(ラッシュのアルバム)とは? わかりやすく解説

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スネークス・アンド・アローズ (ラッシュのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/07 15:15 UTC 版)

スネークス・アンド・アローズ
ラッシュスタジオ・アルバム
リリース
録音 2006年10月~12月
ジャンル ロック
プログレッシブ・ロック
ハードロック
時間
プロデュース ラッシュ, ニック・ラスクリネクツ
ラッシュ アルバム 年表
ゴールド
(2006年)
スネークス・アンド・アローズ
(2007年)
スネークス・アンド・アローズ・ライブ
(2008年)
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スネークス・アンド・アローズ』 (Snakes & Arrows) は、カナダ出身のロックバンドラッシュの18作目のスタジオ・アルバム

ラッシュのアルバムでは最多となる3曲のインストゥルメンタルが収録されている。また、収録曲の多くは3/4拍子で作曲されている。共同プロデューサーにニック・ラスキュリネッツ(エヴァネッセンスヴェルヴェット・リヴォルヴァースキッド・ロウ)を迎えた。

「マリグナント・ナルシシズム」でグラミー賞の最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞にノミネートされた。

背景

トロントでツアー中だったデイビッド・ギルモアピンク・フロイド)と会い、アコースティック・ギターで作曲するようアドバイスを受けた[1][2]

2006年1月にアルバムに向けた曲作りが開始された[3]

2006年11月から12月にかけて、ニューヨーク州キャッツキル山地のトンチ山にあるグレン・トンチ内のアレア・スタジオで36日間にわたってレコーディングが行われた[4]

アレックス・ライフソンはギャリソン・マンドラマンドリンブズーキギブソンES-335ギブソン・レスポール・ゴールドトップ、フェンダー・テレキャスターなどを使用している[5]

ゲディ・リーはメインベースにフェンダー・ジャズ・モデル(1972年製)を使用し、ニック・ラスキュリネッツの強い要望により、ムーグ・タウルス・ベース・ペダルを「パワー・ウィンドウズ」(1985年)以来、最も多く使用している。

ニール・パートは「私は世界と痴話喧嘩をした」というロバート・フロストの墓碑銘に触発され、15年前に封印していた作詞のアイデアを使用した[6]

楽曲

「ホープ」はアレックス・ライフソンがギャリソン・AG-400 12弦(DADAADチューニング)を用いて即興で演奏している。

「フェイスレス」や「グッド・ニュース・ファースト」などの曲ではメロトロンが使用されている。

収録曲

Snakes & Arrows track listing
全作詞: ニール・パート、全作曲: アレックス・ライフソンゲディ・リー(注記ない場合)。
# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
1. 「Far Cry」 ニール・パート アレックス・ライフソンゲディ・リー(注記ない場合)
2. 「Armor And Sword」 ニール・パート アレックス・ライフソンゲディ・リー(注記ない場合)
3. 「Workin' Them Angels」 ニール・パート アレックス・ライフソンゲディ・リー(注記ない場合)
4. 「The Larger Bowl (A Pantoum)」 ニール・パート アレックス・ライフソンゲディ・リー(注記ない場合)
5. 「Spindrift」 ニール・パート アレックス・ライフソンゲディ・リー(注記ない場合)
6. 「The Main Monkey Business」 ニール・パート アレックス・ライフソンゲディ・リー(注記ない場合)
7. 「The Way The Wind Blows」 ニール・パート アレックス・ライフソンゲディ・リー(注記ない場合)
8. 「Hope」(Music: Lifeson) ニール・パート アレックス・ライフソンゲディ・リー(注記ない場合)
9. 「Faithless」 ニール・パート アレックス・ライフソンゲディ・リー(注記ない場合)
10. 「Bravest Face」 ニール・パート アレックス・ライフソンゲディ・リー(注記ない場合)
11. 「Good News First」 ニール・パート アレックス・ライフソンゲディ・リー(注記ない場合)
12. 「Malignant Narcissism」 ニール・パート アレックス・ライフソンゲディ・リー(注記ない場合)
13. 「We Hold On」 ニール・パート アレックス・ライフソンゲディ・リー(注記ない場合)

チャート

Year Chart 最高順位
2007 Billboard 200 3[7]
全英アルバムチャート 13[8]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ "Alex Lifeson: Rock's Gold Standard" - Guitar One, June 2007”. www.2112.net. 2023年1月31日閲覧。
  2. ^ Pink Floyd news :: Brain Damage - Interesting "thanks" on new Rush album”. www.brain-damage.co.uk. 2023年1月31日閲覧。
  3. ^ "'The Drums of Snakes & Arrows' by Neil Peart" - Modern Drummer, August 2007”. www.2112.net. 2023年1月31日閲覧。
  4. ^ "In The Studio With Rush" - Canadian Musician, Spring 2007”. www.2112.net. 2023年1月31日閲覧。
  5. ^ "Alex Lifeson: Rock's Gold Standard" - Guitar One, June 2007”. www.2112.net. 2023年1月31日閲覧。
  6. ^ "Neil Peart: Progressive Progress" - DRUM!, June 2007”. www.2112.net. 2023年1月31日閲覧。
  7. ^ Snakes & Arrows chart position in the US”. Billboard. 2023年2月4日閲覧。
  8. ^ Rush chart positions in the UK”. 2023年2月4日閲覧。



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