アジゴル灯台とは? わかりやすく解説

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アジゴル灯台

(スタニスラフ導灯後灯 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/03 08:55 UTC 版)

アジゴル灯台
Аджигольський маяк
位置 北緯46度29分32.54秒 東経32度13分57.35秒 / 北緯46.4923722度 東経32.2325972度 / 46.4923722; 32.2325972座標: 北緯46度29分32.54秒 東経32度13分57.35秒 / 北緯46.4923722度 東経32.2325972度 / 46.4923722; 32.2325972
所在地 ウクライナヘルソン
構造 鉄骨
塔の形 円形双曲面構造、中央に円筒
マーキング/
パターン
灯質 F.W.(不動白色光:要請により稼働し、誘導線上でしか見えない)
光達距離 19海里 (35 km; 22 mi)
塔高 211フィート (64 m)[1]
灯火標高 221フィート (67 m)[2]
建設 1911年
アドミラルティ番号 E5149.1
NGA番号 113-18092
ARLHS番号 UKR-102, UA-1001
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アジゴル灯台(アジゴルとうだい、ウクライナ語: Аджигольський маякロシア語: Аджигольский маяк)は、スタニスラフ導灯後灯 (英語: Stanislav Range, Rear) とも称される、直立した平鋼製の格子双曲面構造による灯台で、ウクライナヘルソンから30キロメートル (19 mi)ほどの距離に位置している。高さは211フィート (64 m)あり、「伝統的な灯台」としてはウクライナで最も高く、世界でも16番目に高い。

この灯台は、ドニエプル川の河口の先にある小島に設けられたコンクリート製の桟橋の上に建てられており、リバルチェ (ウクライナ語: Рибальчеロシア語: Рыбальче)の北およそ2.5キロメートル (1.6 mi)沖合にある。西北西に位置するスタニスラフ導灯前灯とともに導灯英語版として機能し、ドニエプル川に入る船舶を誘導する役割を担っている。

この灯台は、ウラジーミル・シューホフによって1910年に設計され[3]1911年に建設された。1階建ての灯台守の家は双曲面構造の内側に建てられている。

灯台となっている塔の敷地へは、船でしか渡れない。敷地は公開されているが、塔は非公開である。

関連項目

出典・脚注

  1. ^ 数値は List of Lights による。The Lighthouse Directoryによれば、210フィート (64 m)。Great Buildings や、その他の資料によれば 68m。
  2. ^ 数値は List of Lights による。The Lighthouse Directoryによれば、220フィート (67 m)。
  3. ^ Suchov, Vladimir Grigor'evic. “Berechnung eines Leuchtturms mit bis zu 68 m lichter Höhe nach dem System des Ingenieurs V. G. Suchov” (PDF) [Calculation of a lighthouse lights up to 68 m height under the system of the engineer V. G. Sukhov] (German). 2012年5月4日閲覧。

関連文献

外部リンク




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