スクイズの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 03:00 UTC 版)
スーサイドスクイズ 本記事で説明している、投球動作と同時に三塁走者がスタートするスクイズはスーサイドスクイズ、またはスイサイドスクイズ(英: suicide squeeze)と呼ばれる。 スーサイドは自殺の意で、決死の行為を表現するのにも用いられる。単に「スクイズ」という場合はスーサイドスクイズとセーフティスクイズを総称する場合も、スーサイドスクイズのみを指す場合もある。 セーフティスクイズ 打者がバントを行った後に三塁走者がスタートをするスクイズをセーフティスクイズ、またはセーフティースクイズ(英: safety squeeze)という。打者は送りバントと同様に確実にバントできる投球のみを狙い、三塁走者は打球の行方をみてから本塁への生還を試みるかを判断する。スーサイドスクイズと比してリスクが低く安全(セーフティ)であることからこう呼ばれる。打者が行うセーフティバントと組み合わせたスクイズプレイのことではないので注意。 ツーランスクイズ 走者二・三塁あるいは満塁のときにスーサイドスクイズを行い、野手が一塁に送球する間に、三塁走者だけでなく二塁走者も得点して一挙に2点を奪うプレーをツーランスクイズという。攻撃側としては、二塁走者の動きが死角に当たって見えづらい三塁手にスクイズを処理させることがセオリーとなっている。守備側がスクイズを警戒することにより二塁走者に対する注意がおろそかになる隙を突く奇襲戦法である。広島商業が編み出した戦法として知られる。
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