スカンエア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/14 06:45 UTC 版)
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設立 | 1961年 | |||
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運航停止 | 1994年 (プレミエアーへ統合) | |||
ハブ空港 |
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親会社 |
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スローガン | サンジェット(SunJet) |
スカンエア(Scanair)は、1961年から1994年までスウェーデンのストックホルムブロンマに本社を置いていたチャーター便の運航会社である[2]。
歴史

スカンエアは、1961年6月にスカンジナビア航空の子会社としてデンマークで設立された。初期の頃は、ダグラス DC-7を使用し、スペインや北アフリカへチャーター便を運航していた。1965年に、本社をストックホルムへ移し、スカンジナビア航空の保有するダグラス DC-8での運航も開始した。まもなく、2機のボーイング727も機材に加わり、スカンジナビア周辺地域で最大のチャーター便運航会社となった。
冬季には、カナリア諸島や、スリランカ、タイ、オーストリア、ドイツ、スイスなどのリゾート地へチャーター便を運航していた。定員を増やすため、エアバス A300を導入したが、さらに定員の多いマクドネル・ダグラス DC-10へ置き換えられた。スカンエアは、1980年代には年間200万人に利用されたが、1994年1月1日にコンエアーと合併し、プレミエアー(現、トーマス・クック航空スカンジナビア)となった[3]。
保有機材
スカンエアが保有していた機材は以下の通り[4]。
機材 | 保有数 | 備考 |
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ダグラス DC-8 | 21 | -55/-61/-62/-62CF/-63/-63PF型機 |
マクドネル・ダグラス DC-10 | 12 | -10/-30型機 |
マクドネル・ダグラス MD-82 | 3 | |
マクドネル・ダグラス MD-83 | 5 | |
ボーイング747 | 5 | -143/-283B/-283BM型機 |
エアバス A300B4 | 3 | -120型機 |
脚注
注釈
- ^ トランスエア・スウェーデンの保有機材であったが、同社がスカンジナビア航空の子会社となった後に、スカンエアとの共通運用が行われるようになり、尾翼に「SunJet」のロゴが入れられた。
出典
- ^ “Scanair fleet and history”. 2018年11月25日閲覧。
- ^ "World Airline Directory." Flight International. 24-30 March 1993. 120.
- ^ Hengi, [要ページ番号]
- ^ “Scanair Fleet”. Fly Team. 2018年11月27日閲覧。
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