ジョー・バーロウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/18 16:16 UTC 版)
テキサス・レンジャーズ(マイナー) | |
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基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | ユタ州ソルトレイク郡リバートン |
生年月日 | 1995年9月28日(29歳) |
身長 体重 |
6' 2" =約188 cm 210 lb =約95.3 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2016年 MLBドラフト11巡目 |
初出場 | 2021年6月24日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ジョゼフ・イスラエル・バーロウ(Joseph Israel Barlow, 1995年9月28日 - )は、アメリカ合衆国ユタ州ソルトレイク郡リバートン出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのテキサス・レンジャーズ傘下所属。
経歴
プロ入りとレンジャーズ時代
2016年のMLBドラフト11巡目(全体339位)でテキサス・レンジャーズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズでプロデビュー。13試合(先発3試合)に登板して2勝4敗2セーブ、防御率4.41、29奪三振を記録した。
2017年はA-級スポケーン・インディアンスでプレーし、16試合に登板して6勝1敗、防御率2.00、64奪三振を記録した。
2018年はA級ヒッコリー・クロウダッズでプレーし、38試合に登板して3勝3敗8セーブ、防御率1.68、91奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロスに所属した。
2019年はA+級ダウンイースト・ウッドダックス、AA級フリスコ・ラフライダーズ、AAA級ナッシュビル・サウンズでプレーし、3球団合計で49試合に登板して6勝2敗4セーブ、防御率3.16、93奪三振を記録した。
2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の登板は無かった。
2021年は5月のマイナーリーグ開幕からAAA級ラウンドロック・エクスプレス [1]でプレーし、17試合に登板して0勝1敗7セーブ、防御率2.57、29奪三振を記録した。6月23日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[2]、翌24日のオークランド・アスレチックス戦でメジャーデビュー[3]。この年メジャーでは31試合に登板して0勝2敗11セーブ、防御率1.55、27奪三振を記録した。
2022年は前年を上回る35試合に登板して3勝1敗13セーブ、防御率3.86、28奪三振を記録した[4]。
2023年はレンジャーズでは13試合に登板と、登板数が大幅に減少した。その他の成績は1勝1敗、防御率4.66、6奪三振という成績であった[4]。同年7月30日にDFAとなった[5]。
ロイヤルズ傘下時代
同年8月4日にウェイバー公示を経てカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した[6]。移籍後は、翌5日にマイナー契約でAAA級オマハ・ストームチェイサーズに配属された[4]。この時はメジャーに昇格する機会は無く、オフの11月6日にFAとなった[4]。
ホワイトソックス傘下時代
2024年1月12日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、この年のスプリングトレーニングに招待選手として参加した[7]。また、その日のうちにAAA級シャーロット・ナイツに配属された。開幕直前の3月25日に60日間の故障者リストに入った[4]。このシーズンは、結果的にメジャーでの登板機会なしに終わり[4]、7月12日に自由契約となった[8]。この年はこれ以降、どのチームにも所属しなかった。
レンジャーズ傘下時代
2025年2月16日に、プロデビュー時に所属していたレンジャーズとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[9]。また、その日のうちにAA級フリスコ・ラフライダーズに配属された[4]。
投球スタイル
フォーシームとスライダーを主体としており、稀にカーブも投げる[10]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | TEX | 31 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 11 | 3 | .000 | 111 | 29.0 | 12 | 2 | 12 | 0 | 0 | 27 | 1 | 0 | 9 | 5 | 1.55 | 0.83 |
2022 | 35 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 13 | 0 | .750 | 146 | 35.0 | 27 | 5 | 13 | 0 | 4 | 28 | 0 | 0 | 18 | 15 | 3.86 | 1.14 | |
2023 | 13 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 44 | 9.2 | 13 | 2 | 2 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 5 | 5 | 4.66 | 1.55 | |
MLB:3年 | 79 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | 24 | 3 | .500 | 301 | 73.2 | 52 | 9 | 27 | 0 | 4 | 61 | 1 | 0 | 32 | 25 | 3.05 | 1.07 |
- 2024年度シーズン終了時
背番号
- 68(2021年 - 2023年)
脚注
- ^ 2021年よりレンジャーズ傘下
- ^ Anthony Franco (2021年6月23日). “Rangers Select Joe Barlow, Designate Brett de Geus” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年2月13日閲覧。
- ^ “Oakland Athletics at Texas Rangers Box Score, June 24, 2021” (英語). Baseball-Reference.com. 2022年2月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g MLB公式プロフィール参照。
- ^ Mark Polishuk (2023年7月30日). “Rangers Acquire Jordan Montgomery, Chris Stratton” (英語). MLB Trade Rumors. 2025年2月25日閲覧。
- ^ Steve Adams and Anthony Franco (2023年8月4日). “Royals Claim Joe Barlow” (英語). MLB Trade Rumors. 2025年2月25日閲覧。
- ^ Darragh McDonald (2024年1月15日). “White Sox Sign Joe Barlow To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2025年2月25日閲覧。
- ^ Anthony Franco (2024年7月12日). “White Sox Release Joe Barlow” (英語). MLB Trade Rumors. 2025年2月25日閲覧。
- ^ Nick Deeds (2025年2月16日). “Rangers Sign Joe Barlow To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2025年2月25日閲覧。
- ^ Adam J. Morris (2021年11月16日). “2021 Year in Review: Joe Barlow” (英語). SB Nation. 2022年2月13日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Joe Barlow stats MiLB.com
- Joe Barlow† (@_Joe_Bar_Low) - X(旧Twitter)
- Joe Barlow (@joebarlow8) - Instagram
- ジョー・バーロウのページへのリンク