ジョン・ゴウによる掟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 03:27 UTC 版)
ジョン・ゴウの手書きによる掟は、1729年に彼の船リベンジ(元名はジョージ)号で発見された。第4条には「船が離岸するまで」とあり、ゴウと部下たちが逮捕される数日前、リベンジ号が座礁してしまってから乗組員に注意をうながすため書かれたものだと思われる。掟は次のように述べられている。 すべての者は、船を自分のもののように、また月給を貰っていると考え、指揮官に従わなければならない。 船の食料を勝手に与えたり、処分してはならない。それは一人一人に平等に分配する。 我々の計画をみだりに人に話していけない。その場合には掟破りとして、即刻死刑に処す。 海に出る準備が整い、船が離岸するまでは、岸に降りてはならない。 昼夜問わず時間に注意すること。そして夕方の8時には、それぞれの役目のため、賭博と飲酒をやめること。 これら条項のいずれかに違反した者は死か、仲間内で適切と考える他の方法によって処罰する。
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