ジャフナ要塞

デジタル大辞泉

ジャフナ‐ようさい〔‐エウサイ〕【ジャフナ要塞】

読み方：じゃふなようさい

《Jaffna Fort》スリランカ北部の都市ジャフナにある要塞跡。17世紀にポルトガルが築いた砦に起源し、のちにオランダが拡張。堅固な星形要塞で、内部には教会や病院などもあった。18世紀末から同国独立まで英国軍の駐屯地として利用された。

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ジャフナ要塞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/01/29 07:48 UTC 版)

ジャフナ要塞
Part of ジャフナ
スリランカのジャフナ市
ジャフナ要塞の城門。ポルトガル人によって作られ、オランダ人が1680年に改修した
座標	座標: 北緯9度39分43.648秒 東経80度0分29.89秒 / 北緯9.66212444度 東経80.0083028度 / 9.66212444; 80.0083028
種類	防御施設
施設情報
管理者	スリランカ政府経済省
一般公開	公開中（制限あり）
現況	改修されている
歴史
建設	1625年
建設者	ポルトガル オランダ
使用期間	1625年 -
建築資材	花崗岩
使用戦争	多数

ジャフナ要塞（英語: Jaffna Fort）は、スリランカの北部州ジャフナにある要塞。

歴史

ポルトガル統治時代には方形の要塞であったが1658年にはオランダから包囲攻撃を受けた^[1]。

1680年にオランダ（ネーデルラント連邦共和国）によって建てられた55ヘクタールほどの要塞で、上空から見ると星型をしている^[2]。外壁の要塞部分の門が完成したのは1792年。1975年にイギリスに占領されたが、要塞は無傷で明け渡された。

スリランカ内戦では大きな被害を受け、内部の教会などが破壊された。内戦終結後の2009年からオランダ政府の支援を受けて修復作業が始められ、2013年12月には外壁の修復工事が終了した^[1]。

• 

  1693年の平面図

• 

  ジャフナ要塞

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、ジャフナ要塞に関するカテゴリがあります。

• ジャフナ

脚注 

1. ^ ^{a b} “スリランカ北部、東北部における文化財保存と活用 調査報告書”. 文化遺産国際協力コンソーシアム (2015年3月). 2021年1月13日閲覧。
2. ^ 『地球の歩き方スリランカ 2005-2006年版』ダイヤモンド社、2005年。 

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