ジャズ・シンガー_(1980年の映画)とは? わかりやすく解説

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ジャズ・シンガー (1980年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 05:51 UTC 版)

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ジャズ・シンガー
The Jazz Singer
監督 リチャード・フライシャー
脚本 ハーバート・ベイカー
製作 ジェリー・レイダー
出演者 ニール・ダイアモンド
ローレンス・オリヴィエ
ルーシー・アーナス
音楽 レナード・ローゼンマン
撮影 イシドア・マンコフスキー
編集 フランク・J・ユリオステ
モーリー・ワイントローブ
配給 AFD
日本ヘラルド
公開 1980年12月19日
1981年4月25日
上映時間 116分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $27,118,000[1]
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ジャズ・シンガー』(原題: The Jazz Singer)は、世界で初めてのトーキージャズ・シンガー』をリメイクした1980年アメリカ映画

概要

当初、シドニー・J・フューリーが監督に選ばれたが、降板により、リチャード・フライシャーが完成。主演は歌手ニール・ダイアモンド、共演は英国の名優ローレンス・オリヴィエと、ルシル・ボールとデジー・アーナスの娘ルーシー・アーナス。アーナスは、後にダイアモンドとコラボ展開するソングライター キャロル・ベイヤー・セイガーが作詞を担当したミュージカル《デュエット》They're Playing Our Song で1979年にブロードウェイ・デビューして評判となるが、この映画のオファーを受けて、舞台を去り、初の映画大役に臨んだ。

ダイアモンドが映画のために書き下ろした"America""Love on the Rocks""Hello Again" を含むサウンド・トラックは100万枚以上の売り上げを記録するヒットを飛ばし、映画の興行収入も2700万ドル[1]に達する成功を収めた。

その一方で、駄作の評価は拭い去ることができず、より興行収入の少なかった『レイジング・ブル』、『エレファント・マン』、『テス』などの作品がアカデミー賞を賑わせるという皮肉な結果に終わっている。また、主演のニール・ダイアモンドはゴールデングローブ賞主演男優賞と、ゴールデンラズベリー賞主演男優賞のダブルノミネート(後述の賞歴を参照)を受けており、その才能に称賛とヤジが贈られた。

キャスト

スタッフ

賞歴

受賞
  • 米国作曲家作詞家出版者協会(ASCAP)映画・テレビ音楽賞
    • 映画演奏賞 - "America" ニール・ダイアモンド
  • ゴールデンラズベリー賞
    • 主演男優賞 - ニール・ダイアモンド
    • 助演男優賞 - ローレンス・オリヴィエ
ノミネート
  • ゴールデングローブ賞
    • 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門) - ニール・ダイアモンド
    • 助演女優賞 - ルーシー・アーナス
    • オリジナル歌曲賞 - "Love on the Rocks" ニール・ダイアモンド、ジルベール・ベコー
  • グラミー賞
    • 映画・テレビ・サウンドトラック部門
  • ゴールデンラズベリー賞
    • 作品賞
    • 監督賞 - リチャード・フライシャー、シドニー・J・フューリー
    • 歌曲賞 - "You, Baby, Baby!"

脚注

  1. ^ a b The Jazz Singer (1980)” (英語). Box Office Mojo. 2010年7月27日閲覧。

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