ジェネリックブランド
ジェネリックブランドは、ブランド名を主張せず一般的な商品名のみを記載して販売される製品のこと。「ノーブランド」とも呼ばれる。ブランドの排除によってブランドによる商品価値の向上を放棄するため、ブランドの指名買い等は見込めなくなるが、その代わりに、ブランディングにかかるコストを省いて安価で販売し、収益性の向上を見込めるようになる。
一般的な商品は、たとえば「7つ星マヨネーズ」とか「Hook's チキンカレー」のように、ブランド名を冠して売る。ジェネリックブランドは、あえて「マヨネーズ」「チキンカレー」と品目のみ全面に打ち出す形で売る。
ブランド戦略としてのジェネリックブランドの例としては、良品計画の「無印良品」がよく挙げられる。今となっては「無印良品」は立派なブランドとして世間に認知されている節もあるが、良品計画は「無印良品はブランドではありません」という立場を堅持している。
著名な他社ブランド品を模倣した商品を「ジェネリックブランド」と呼ぶことも多い。
もともとブランド名を有していた商品を、廉価に売りさばくために、あえてブランド名を排除して「ノーブランド品」として販売することがあるが、これをジェネリックブランドに含める場合もある。
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