シャバン=デルマス首相による内政
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 00:29 UTC 版)
「フランス第五共和政」の記事における「シャバン=デルマス首相による内政」の解説
ポンピドゥー政権発足にともない組閣されたシャバン=デルマス内閣は、ラジオ・テレビの自由化のためにまず情報大臣を廃止し、それに代わる自立機構であるORTF(フランス・ラジオ・テレビ放送機構)や自然環境保護大臣を設立した。こうした開放的な政策により、フランスでのシャバン=デルマスの人気は絶大なものとなり、大統領の権限を強くする第五共和政のシステムと相容れなくなっていく。 1972年、シャバン=デルマスの政策に不信感を抱いたポンピドゥーは、彼を首相から解任した。
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