シスター・ベル(姉妹の鐘)
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「自由の鐘」の記事における「シスター・ベル(姉妹の鐘)」の解説
1753年にホワイトチャペル社が鋳造し、その後取り替えられた最初の鐘は「シスター・ベル(姉妹の鐘)」として知られた。この鐘は当時のペンシルベニア議事堂(現独立記念館)に格納されることとなり、州議事堂の時計へ取りつけられた。この姉妹の鐘は、改装のため独立記念館から移され、フィラデルフィアにある聖オーガスティン教会へ貸し出される1820年代後半まで、毎時間鳴っていた。1829年、この鐘は建築家のウィリアム・ストリックランドによりデザインされた新しいドームと塔の内部に吊り下げられた。しかし、その後1844年5月8日にフィラデルフィア先住民保護主義者暴動(フィラデルフィア1844年暴動)が起こり、鐘は聖オーガスティン教会と共に破壊された。聖オーガスティン教会の托鉢修道士達は、この姉妹の鐘の改鋳品を所持しており、1842年に建てられたヴィラノバ大学(英語版)へ譲渡した。現在この鐘はヴィラノバ大学キャンパス内にある、ファルビー記念図書館で安置されている。
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