シシュパーラ王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/27 06:51 UTC 版)
シシュパーラ王(शिशुपाल)は、ダマゴーシャ王(दमघोष)とその妃シュルタデーヴァーの間の王子である。シュルタデーヴァーは、パーンダヴァ五王子の母であるクンティーの妹であり、クリシュナの父であるヴァスデーヴァ(वासुदेव)の妹でもある。 パーンダヴァ五王子の二番目であるビーマの妻は、チェーディ国出身であり、シシュパーラ王の妹であったという記述がある。シシュパーラ王は、マガダ国のジャラーサンダ王(जरासन्ध)や、クル国のドゥルヨーダナ王(दुर्योधन)と友好関係にあり、同盟していた。しかし、パーンダヴァのビーマとは親しかったが、母方の伯父の息子にあたるクリシュナとは、敵対関係にあった。パーンダヴァの王ユディシュティラがラージャスーヤ祭を催している最中に争いとなり、シシュパーラ王はクリシュナに殺害された。
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