シェルビングかピークディップか
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 07:12 UTC 版)
「イコライザー (音響機器)」の記事における「シェルビングかピークディップか」の解説
ある周波数を境にそれより高い(または低い)部分をまとめて調整するものをシェルビング(英: shelving)型、ある周波数を中心としてその付近だけ調整するものをピーキング(英: peaking)型あるいはピークディップ(英: peak/dip)型と呼ぶ。それぞれ調整の結果が「棚」と「頂点・へこみ・こぶ」のような動作をするのでこの名がある。シェルビング型が使われる場合は通常そのイコライザーで調整しうる最低域と最高域に割り振られ、その間の帯域も調整したい場合はピークディップ型が使われることが多い。また、「頂点・へこみ」からはラクダの「こぶ」が連想されキャメルと呼ばれる事もある。 ハイパスフィルタやローパスフィルタはシェルビング型の一種、バンドパスフィルタはピーキング型の一種とみなせる。
※この「シェルビングかピークディップか」の解説は、「イコライザー (音響機器)」の解説の一部です。
「シェルビングかピークディップか」を含む「イコライザー (音響機器)」の記事については、「イコライザー (音響機器)」の概要を参照ください。
- シェルビングかピークディップかのページへのリンク