サンタアニタの王者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/11/06 13:43 UTC 版)
「シルバースプーン」の記事における「サンタアニタの王者」の解説
競走馬としての初戦は2歳になった1958年、9月23日のベルモントパーク競馬場で行われた8000ドルのクレーミング競走であった。買い手こそ付かなかったものの、シルバースプーンはエルドン・ネルソンを背にして同競走を6馬身差で優勝する鮮やかなデビューを果たした。 シルバースプーンに力があると感じた陣営は同馬をカリフォルニア州に移動、ロバート・ウィーラー厩舎に移した。ここで2歳時のうちに下級条件戦をもう1戦をこなして勝ちを挙げ、その後ステークス競走にも使われていった。 3歳シーズンは1月から始動し、まず短距離戦のラセンティネラステークスでステークス競走初勝利を飾ると、翌戦サンタイネスステークスでも勝って4連勝、さらに8.5ハロン(約1709メートル)のサンタスザンナステークスでも半マイルを過ぎたところで独走劇を見せ、最終的に10馬身半差の圧勝で5連勝を挙げた。 この能力の高さに、ウィーラーはシルバースプーンをサンタアニタダービーに出し、さらにはケンタッキーダービーへの出走させる計画を示した。同年3月7日のサンタアニタダービーには9頭の牡馬が出走する中に混じって1番人気で出走、2着ロイヤルオービットを2馬身半差で軽くあしらって優勝を果たした。
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