ゴム弾性の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/14 08:03 UTC 版)
ゴム弾性体は次のような特徴を持つ。 常温での弾性率(ヤング率)は約1~10 MPaで金属やガラスの1万分の1~10万分の1程度である。 わずかな応力で元の長さの数倍も伸びて破断することがなく、しかも外力を除くとほとんど瞬間的にもとに戻る。 一定長さでの応力は、すなわち弾性率は絶対温度に比例する(メイヤー-フェリーの実験)。 一定張力下では温度の上昇により長さが縮み,また断熱的に伸ばすと発熱する(Gough–Joule effect)。
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