コーサン
コーサン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/07/11 05:47 UTC 版)
種類 | 公開会社 |
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市場情報 | IBOVESPA:CSAN3、NYSE: CZZ
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本社所在地 | ![]() Piracicaba(サンパウロ州) |
設立 | 1936年 |
業種 | エネルギー |
事業内容 | 砂糖・バイオエタノールの生産、燃料、輸送業 |
従業員数 | 35,000人 |
外部リンク | http://www.cosan.com.br/ |

コーサン(Cosan S.A.)は、ブラジル・サンパウロ州に本社を置くバイオエタノールメーカーである。1936年に創業した。サトウキビの精製が本業であったが、1980年代から、サンパウロ州のサトウキビ工場の買収を続け、会社を拡大した。サトウキビを精製前の段階から買い取り、買い取ったサトウキビをもとに、砂糖とアルコールの生産を行っている。世界中の砂糖の約5%、アルコールの4%をコーサンが生産している。
サンパウロ州には50万ヘクタール(サンパウロ市の約4倍の面積の大きさと等しい)のサトウキビ畑と17の工場を保有しており、サンパウロ州における雇用のうち35,000人を創出している。またAçucar Uniãoと Da Barraで砂糖をブラジル国内で販売している。
コーサンの株式は、サンパウロ証券取引所とニューヨーク証券取引所に上場している。
広がる事業
2008年4月24日、コーサンは、ブラジルにおけるエクソンモービルの下流部門を買収した。この買収により、コーサンはブラジル国内における砂糖及びアルコール生産の地位の強化に成功するとともに、ブラジルにおけるサトウキビ生産量の約10%に当たる5600万トンを掌握することとなった。また、コーサンが運営する工場の数も23になった。
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