コンサートの余興
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 03:48 UTC 版)
コンサートでは、本作のエンディング部分を聴衆とともに歌うことが恒例となっている。 本作のエンディング部分は、小結尾(子どもたちの笑い声)のあと、結尾主題を繰り返してアッチェレランド(次第に速く)しながらフェードアウトして終わる。ただしコンサートの場合はフェードアウト出来ないため、結尾主題を繰り返してアッチェレランドをしながら最後にコーダを添えて締めくくることが常である。さだのコンサートで「関白宣言」を採り上げる際には、テンポを上げるスピードの限界に挑戦すべく、エンディングの部分だけをアンコールすることが余興のひとつになっている。演奏終了後、エンディングが2 - 3回アンコールされるが、その都度開始のテンポを上げていくために、最後の演奏ではコーダ部分はほとんど聴き取れない状況(プレスティッシモ以上)に至る。 なお結尾主題が「ドー・ミー・ソー」というフレーズで始まることから、そのまま「ソーー・ソッソー・ミッミー」と続けて、J.シュトラウスのワルツ『美しく青きドナウ』の主題を演奏したこともある。
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