コバノフユイチゴとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 生物 > 植物名 > コバノフユイチゴの意味・解説 

小葉冬苺

読み方:コバノフユイチゴ(kobanofuyuichigo)

バラ科常緑小低木

学名 Rubus pectinellus


コバノフユイチゴ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/09/17 14:11 UTC 版)

コバノフユイチゴ
福島県会津地方 2009年7月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
亜科 : バラ亜科 Rosoideae
: キイチゴ属 Rubus
: コバノフユイチゴ R. pectinellus
学名
Rubus pectinellus Maxim.
和名
コバノフユイチゴ(小葉の冬苺)

コバノフユイチゴ(小葉の冬苺、Rubus pectinellus)はバラ科キイチゴ属に分類される矮性の常緑低木。別名、マルバフユイチゴ

目次

特徴

は細く、細いまっすぐながあり、地面を這ってところどころにをおろし、群落をつくる。は長い柄をもって茎に互生する。葉柄には細い刺があり白毛が密生する。葉身は円形または卵状楕円形で、先端は円く、長さ3-5cm、縁に細鋸歯がある。葉の両面にも白毛が密生し、葉裏の脈上に細い刺がある。托葉は宿存し、深く尖裂する。

花期は5月-7月。匍匐枝から花枝を直立させ、枝先に白色の5弁花を1個付ける。まれにその下の葉腋に花がつく場合がある。花弁は長さ10mm、裂片は長さ15-20mmで浅く羽状に尖裂する。花後、8-9月に果実は球形になって紅色に熟す。

分布と生育環境

本州、四国、九州に分布し、山地の林下、林縁に生育する。

ギャラリー

果実  

参考文献



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コバノフユイチゴ」の関連用語

コバノフユイチゴのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コバノフユイチゴのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのコバノフユイチゴ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS