コノイド (conoid)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 08:04 UTC 版)
「アピカルコンプレックス」の記事における「コノイド (conoid)」の解説
円錐体ともいう。主にチューブリンから構成される中空の円錐台形の構造である。通常はチューブリンのプロトフィラメント13本が閉じた中空の微小管を形成するが、コノイドでは閉じずに断面がコンマ形になった繊維が螺旋を描いており、これが集まることで円錐台の側面が形成されている。コノイドの前端にはpreconoidal ringsという環状の構造がある。コノイドは極輪の内側を前後に通過することができ、宿主細胞への侵入や脱出に関わっている。
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